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ブログ

転職

 神戸は今日も寒いです。昨日は雪が舞っていましたが、今週末は少し、寒さが和らぐようです。  

 

 時々、債務問題で相談に来られる方で、勤務先を退職するという方がいます。 勤務先からの借入があり、任意整理が困難な場合、自己破産や個人再生といった法的手続をするとなると、勤務先に知られることになるので、いづらくなるというのです。

 法的手続きを取っても、会社から退職を促されたりすることはあり得ないことなので、気にしない方が良いとは思いますし、転職といっても条件の良い職場に巡り合えないこともあります。転職は慎重に考えて欲しいものです。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

阪神淡路大震災での援護資金貸付の免除

年末に兵庫県や西宮市や明石市、尼崎市など9市が返済の免除決定をしたようです。神戸市は2021年に免除の決定を出しています。震災から27年以上経っています。当時、借入した人も高齢となって来て、実質、返済は困難と思われるので、やむを得ない措置と考えられます。 

 

 地震後、10年から15年位まで、破産手続をされた方の破産原因は直接、関節を含めて大半が震災関連とのことでした。勤務先の被災、廃業や居住家屋の被災で止む無く転居、自宅の建て替えや補修で二重ローンを組まざるを得なかったというようなケースです。

 最近の新型コロナ禍での生活資金貸付を利用されている方や、ウクライナ情勢に関連した物価高など、今後、何年にもわたって債務超過の原因となりそうです。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

                          

債権者からの本人確認の問い合わせ

早いもので、もう2月になりました。検察庁の茂みの所に、ツグミの姿が見えました。新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの陰に隠れていますが、鳥インフルの影響と思われる野生のカラスの死骸が王子動物園で見つかり、動物園が、急遽、休園になったようです。

 

 債務整理問題で委任を受けると、弁護士が委任を受けた旨の通知書を債権者に発送します。

 通知書には依頼者の住所、氏名、生年月日を記載していますが、契約時の申し込み時の情報で債権者は顧客管理をしていますので、転居後、債権者に住所変更の手続をしていないと同姓同名の別人かもしれないということで、旧住所の問い合わせがきます。旧住所の番地までは覚えていないという依頼者もいますので、債権者の情報と一致する他の情報、携帯電話や固定電話の番号や免許証番号などで、特定することもあります。

(シャローム綜合法律事務所 事務員K

白紙の戸籍謄本

 神戸では、今冬、最強寒波は峠を越えたようですが、年明けから借金の相談が多数寄せられています。物価高で、厳しい生活が強いられていると感じています。

 

 以前に地域の財産区の理事の方から、墓地の管理の担当になったが、連絡先の分からないものが多くて困っているとの話しを聞いたことがあります。

 お墓ごとに、相続人を探していく作業をその方が地道にされていたのですが、その過程で、名前と生年月日しか記載されていない白紙の戸籍謄本が出てきたとのことで、見せて頂きました。時期的に、神戸の空襲で焼けた分の再製のようでした。死亡記載がないし、除籍されれば斜線が入るはずが、斜線もないので その方の生死が不明?の状態でしたが、生年月日から当時の最高齢者の年齢を超えていたので、印象に残っています。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

浪費により借金が高額になり・・・

お客様は、時計や車などの浪費により借金が高額になり、返済不能状態に陥りました。

すべてが浪費のよる債務であったため、管財人が選任される可能性がたかかったため、

お客様の要望で個人再生の手続きによる債務整理をすることになりました。

(さらに…)

相続手続き未了

今週末から来週にかけて、非常に寒くなる予報です。

 

 債務問題で相談を受ける際に、相続の有無をお聞きします。ご両親のどちらかが亡くなられている場合で、不動産を被相続人名義のままにしているケースがあるからです。その場合、法定相続分を計算して財産とすることになります。

 再生手続きでは清算価値に組み入れて処理します。破産手続きでは管財事件とになることが多いです。

 相続手続きが面倒とか登記費用が勿体ないという理由で、手続を先延ばしにしていても、余り良いことがないと思います。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

新年

新しい年が始まりました。新型コロナウイルスの感染が拡大中です。第8波ということで、昨年末頃から感染したという話をよく聞くようになりました。

 

 債務問題で委任を受けると、初めに各債権者に通知を送るのですが、最近、郵便不可という業者が出てきました。メールでの送付を希望されています。個人的な主観ですが、業者にとっては事務処理の円滑化という目標もあり、更に郵便料金の高騰もあると思いますが、対応しきれない事務所もあるかと思います。

 スマホの普及に伴って便利な社会になって行くのかもしれません。ポイント付与の件もそうですが、不要なサービスを押し付けられているように感じてしまいます。取捨選択することにも疲れてしまうことがあります。

 不便さを楽しむ心のゆとりが否定されているように感じて、ルソーの「自然に帰れ」という言葉を思い出します。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

            

年末

今年もあと一週を切りました。今年は新型コロナウイルス感染症の流行が継続し、ロシアのウクライナ侵攻があり、不穏な一年でした。両方ともに収束の兆しが見えない状況なので、来年も引き続き不穏な一年になりそうです。

 

 例年、神戸地裁本庁の管轄内での破産申立て件数は900件から1000件の間で推移しているようですが、今年は900件前後になりそうです。少し減少した分は個人再生申立に回ったのではないかと思います。当事務所の申立事案でも個人再生事件が増加したように実感しています。

 当事務所は12月29日から1月4日まで、冬期休暇です。日帰りで温泉にでも行こうと考えています。 

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

ネットカジノ

ワールドカップのカタール大会2022、決勝の組み合わせが決まりました。フランスの連覇か、アルゼンチンの悲願の優勝か、楽しみな決勝戦になりそうです。

 

 先日、国営放送を見ていると、ネットカジノのことが取り上げられていました。スマホやパソコンで簡単、手軽に遊べるということですが、依存症に陥るケースもあるようです。ネット社会の闇の部分かもしれません。

 従前は、ギャンブルといえば競馬、競輪、競艇、パチンコということでしたが、現地で、対面でしか買えなかったのですが、最近はパチンコ以外はネットで買えるようになっていますので、人の目を気にせずに年齢制限の関係もなく広がっているようです。

 また日本には合法なカジノがないので、海外のカジノに行く方もいました。  

 いずれにしても、ギャンブルなので、破産手続に際して、免責不許可事由に該当する事案が増加しているように感じます。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

債務の処理に欠かせない家族の協力

ワールドカップのカタール大会2022、ベスト8が出そろいました。残念ながら日本代表チームは敗退してしまいましたが、ブラジルやフランスなどの優勝候補が実力通り勝ち進んでいるので、まだまだ、楽しめそうです。

 

 多重債務の処理について、相談者から家族に内緒で処理をしたいということを時々聞くことがあります。殆どの場合、無理ですとお答えします。

 任意整理の場合には毎月の支払い原資を確保する必要があり、家族に内緒で捻出することが困難と思えわれる場合が多いです。

 また、破産や再生手続きに至っては、裁判所から直近2か月分の家計収支表とその資料の提出が求められていますので、家族の収入明細や通帳、クレジットの利用明細などが必要になります。家族でよく相談をして処理方法を検討してから、相談する方がスムースな処理になると思います。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)