2021/09/16
コロナによる生活資金貸付
新型コロナウイルス感染症が感染増加・減少を繰り返しながら収まる気配が余り見えません。緊急事態宣言が発出されれば少し間を置いて減少傾向になるのですが、解除されれば増加に転じることを繰り返しています。今回、8月の増加はとても多かったのですが、ようやく減少傾向になってきました。
ワクチンも国民の半数以上が接種し経口薬の開発も進んでいるようですが、収束までは長い道のりとなりそうです。
役所の生活資金貸付を利用されている方も多く、個人向けでは上限200万円ということらしく、月に20万円ずつ、10か月、生活費として借入し、その後、債務整理の相談に来られる例が少なからず見受けられます。概ね、非正規社員、飲食業勤務の方で、残業カットや時短勤務ということで、収入が半減したという方です。償還時期が来れば相談も増えそうです。
幸いなことに、当事務所のスタッフやその家族、依頼者が感染したことはありませんが、これまでに数件、濃厚接触者ということで、自宅待機をするので、打合せを延期して欲しいということはありました。
(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)