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ピタパとイコカ

債務整理の相談で、お客様から「ピタパは使えるのですか?」との質問をよく受けます。

自己破産や再生の場合は裁判所に申立をしますが、すべての債権者をリストアップする必要があります。

交通系のカードにピタパとイコカがありますが、ピタパは後払いのため借金扱いとなるので、利用することが出来ません。

イコカはチャージ式なので、弁護士に委任後も継続して利用することが出来ます。

ETCも同じで、クレジットカードに付帯されているカードは利用できませんが、デポジット式のETCパーソナルカードは利用することが出来ます。

過払い金返還請求の時効

今週、過払い返還請求をしている業者からの返答があり、5%の利息は認められないとの返答でありました。

過払い金に民事法定利率の5%の利息をつけて請求するためには、訴訟をする必要があります。

訴訟をした場合、提起に必要な費用や報酬も通常の20%から25%となるので、訴訟した方がよいのかどうかは、お客様と弁護士の相談となります。

過払い金は平成18年の最高裁判決によって、多くの法律事務所が請求することとなり、また過払い金には10年の時効があります。

過払い金の相談は以前に比べて極端に減少しておりますが、最近は時効になる前に調べてほしいとの依頼があります。

支払いが終わっている場合は、過払い金の返還請求や調査は、着手金無料で行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KA)

最近の傾向

10年ほど前は、借金の理由でパチンコやスロットが多くありました。

ニュースでも頻繁に聞くことに、パチンコ店の経営が厳しく、閉店する店舗が多く発生しているようですが、

借金の理由においても、確実にパチンコが原因という相談が減ってきております。

競馬や競艇は、現在においても借金の理由としてありますが、パチンコとの違いは手元でスマホで賭けが出来るということです。

インターネットカジノやゲームによる課金など、わざわざ店舗にまで行って賭けをするのではなく、ネットで出来るギャンブルが主流となってきています。

手軽にできる代わりに、依存度も高く、短期間で高額な債務を負ってしまうケースがほとんどです。

スマホにより便利な社会にはなったかと思いますが、依存などその副作用も大きと感じています。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KA)

 

かんたん決済

債務整理の相談に来られるお客様の大半が、携帯電話での「かんたん決済」とよばる、携帯電話の通信料等と一緒に支払う決済方法を利用しています。

少ない方でしたら月に数千円、多い方でしたら月に10万円ほどかんたん決済を利用されている方がおられます。

裁判所の規定では、後払いはすべて借金扱いとなるため、「かんたん決済」も後払いとなるため借金扱いとなってしまいます。

後払い決済方法のペイディやアプリでの支払い方法で、購入後一括払いなら借金にならないと思い、利用されるお客様がおられ、いよいよ申立をする段階で後払いが発覚し、申立を延期することがあります。

チャージ式のビザカードやデビットカードは問題がないため、お客様にはそちらを利用していただくようにしています。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KA)

委託業者

 ようやく、朝晩は寝苦しくなく網戸で過ごせるようになってきました。昼間も暑いことは暑いのですが、風は秋めいてkいたように感じます。長期器の天気予報では今年は秋が短いようです。

 最近、破産や再生などの債権者の特定に時間がかかることがあります。債務者のところに届く郵便での請求書がサービサーからのことが多く、債務者はそれを債権者と思っているようです。サービサーに連絡をすると回収業務を委託されているだけなので、弁護士からの通知は委託者に直接送って下さいと言われます。

 また、ネットで契約をしている後払い決済などでは、ネットで調べても運営会社の住所にたどり着くのに、手間が掛かったりもしています。

 昔は債権者といえば、銀行、クレジット会社、消費者金融が殆どで、住所を調べるのも楽だったのですが、スマホの普及でこういう時代になってしまったようです。個人的は少し不便な生活くらいが丁度良いと思っています。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

公租公課

9月になり、秋の連休シーズン間近です。今年は14日から16日(敬老の日を含む)と21日から23日(秋分の日を含む)があります。浮かれて出かけると熱中症になりそうで、少し心配な連休です。もう一つ水を差す話題が自民党の総裁選です。減税を謳う候補者が皆無なのは悲しいことです。

 

 最近、国民健康保険料や国民年金の滞納について、預金を差し押さえられたという話を聞きました。生活を維持するために、支払いを後回しにしていたようです。これらは破線手続上では非免責債権なので、支払っていくことになります。再生手続き上でも再生債権にならないので、圧縮して支払いをすることにもなりません。

 国や県・市は損をしない仕組みになっています。 

物価高騰

8月の時候の挨拶に使われる「残暑」ですが、9月になっても日中は暑い日が続いています。さすがに夜になると虫の声が聞こえて、網戸と扇風機で対応できるようになりましたが、日中は駄目です。9月一杯、暑い日が続くようで神戸の紅葉の予想は11月になるそうです。まだまだ秋の気配は遠いです。  

 

最近、米不足のようで、家の近くのスーパーでも棚に余り並んでいません。新米が出てますが相当割高です。昨今の物価高に加えてお米までもと思ってしまいます。外食に出てもラーメンが1000円とか、コロナ騒動前には考えられなかった状況です。この状況が続けば家計が圧迫され、任意整理等の債務整理事案が増えるような気がしています。

(シャローム綜合法律事務所 事務員NK)

異時廃止事件

台風10号が非常に遅いスピードで九州にいます。神戸には明日の夕方以降、週末の土曜、日曜日に影響がありそうです。最近は公共交通機関が早めに運休などの措置を取るので、明日の夕方からなら帰宅の時間帯に当たりそうです。

 

 最近の破産手続では、維持廃止事件が多くなったように感じています。大半の理由は投資とギャンブルです。FXや競艇など、スマホで気軽にできるようです。特に競艇は、テレビなどで頻繁にCMが流れてます。

 昔は競馬が多かったのですが、これは場外馬券売り場が出来て一気に手を出す人が増えたように思います。

 射幸行為は免責不許可事由なので、お小遣いの範囲内で楽しむことをお勧めします。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

不作

近くのスーパーではお米の棚にお米がありません。昨年の高温多雨の影響と聞いていますが、今年も不作になりそうです。

お盆の時期になり、債務関係の相談の予約が増えてきました。例年、この時期と年末に相談件数が多くなります。会社員の方はボーナス後に相談に来られることが多いようです。特に年末には破産や再生事件の駆け込み受任が多くなります。 

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN)

予想家計収支表

破産手続きや個人再生手続きでは現在の家計状況を裁判所がチェックするために家計収支表を作成し提出します。

個人再生の場合は、上記書面の他に予想家計収支を提出します。

その際に裁判所からよく指摘されるのが、自動車の維持費はどうなっていますか?との質問を受けます。

車の維持費には、自動車税の他に車検や法定点検があり、結構費用がかさむのがタイヤ交換代が必要になります。

そのような費用を考慮すると、自動車の維持費は、家計において相当な負担になっていることに気づかされます。