2025/01/19
破産や再生手続きをする際に、裁判所に1年分の口座の履歴を提出する必要があります。
以前は、通帳をコピーして提出していましたが、最近はサッシの通帳が減り、ほとんどがウェブ通帳やスマホアプリのでの利用となっています。
ウェブ通帳の便利なところは、1年分の履歴の検索が簡単にできることです。
サッシの通帳の場合、1年分の履歴がない場合は、繰越前の通帳が必要となり、繰越前の通帳を処分している場合は、銀行窓口で1年分の履歴の申請をする必要がでてきます。
また、通帳の履歴の1年分の中に、合算での記載がある場合も、その内訳を申請する必要があります。
今後も通帳のデジタル化は進むと思われますので、事務所の業務としては助かることになると考えています。
(シャローム綜合法律事務所 事務員KA)