2021/06/25
任意整理の事件で、最近、将来利息のカットについて、難色を示す債権者が増えてきています。
元々は債権調査時の請求額(法定利息の範囲内での取引の場合)をベースに均等払いで和解が成立することが多かったのですが、その後、和解成立時までの経過利息の加算を希望する債権者が多くなり、ついに、合意日以降、利息加算を希望する債権者が現れました。
また、長期の分割払いを拒否し、頭金を入れてくれれば、残金について、短期の分割に応じるということを言ってくる債権者も出てきました。
任意整理での分割和解は各債権者毎に、対応が多岐にわたるようになったというのが、最近の実感です。
(シャローム綜合法律事務所 事務員KN♂)