2019/10/15
国民の安全と平穏のために制定された「ストーカー規制法」がありますが、この度驚くべき犯罪が報道されました。
アイドルのSNSの自撮りで目の瞳に移っている風景から自宅と特定して、部屋まで特定したとのことです。
この執念深さに専門家も驚いていました。
待ち伏せや尾行がすることが法律で禁止されているのはわかりますが、瞳に移った風景からグーグルマップで調べていたようで、まさにデジタルの世界で尾行していたことになります。
アップした写真のデジタル情報から位置が特定されることは今まで知られていましたが、瞳に写った風景から自宅が特定されたことは驚きです。
ストーカー規制法もさらにデジタルの世界に対応するためさらに改正が必要になってくると思われます。
平成12年にストーカー規制法が制定されましたが、ますます個人情報の管理を自己責任できっちりしなければならない時代になってきたと感じます。今後は小学校からデジタル世界での個人情報の管理を教えないといけないのではないでしょうか。
(シャローム綜合法律事務所 事務員KA)