2019/05/17
新聞に裁判員制度10年という記事がありました。
もう10年もたったのかと思いますが、その中で調書裁判から公判中心主義へとかわってきているとのことです。
調書を取る段階での問題が以前から指摘され、弁護士会などが可視化を強く求めていたので、その結果として変化してきたのでしょうか。
それはそうと、裁判員に選ばれた人が、殺人事件などの証拠をみることによってPTSDを発症したケースがけっこうあるようです。
とても気持ちが分かります。
わたしも法律事務所に勤め始め、最初、刑事事件の書類の整理を弁護士から指示され、証拠関係の種類の整理をしている中で、証書写真が目に入り、あまりにも生々しく、気分が悪くなりランチが食べれない時がありました。
慣れてない人にとってはけっこうきついです。
また裁判員裁判が1か月以上継続したという話もありました。その間仕事は大丈夫だったのかなと心配になります。
少しづつよりよい制度にはなってきているのだと思いますが、一般の人にとっては裁判と言うのはあまりにも馴染みがないので、小学生の見学会などしていったら、もう少し理解出るようになるかもしれないと思う今日このごろです。
(シャローム綜合法律事務所 事務員KA)